【小説を閲覧するにあたっての諸注意について】
・DNDDが設営・管理するホームページ「半熟春夏冬『蛇足々』(はんじゅくあきない『へびそくそく』)」に掲載されている他作品とは異なり、今回は、難解な漢字(および外来語・和製外来語・略称・通称など)へのルビは、ほとんどを割愛させて戴きます。
なぜなら、Ward文章をそのまま転写しているホームページとは形態が異なるブログでこまごまとルビを振ると逆に読みにくくなるのではとの懸念がある以上に、このレベルの語彙を判読できない方は恐らく当小説を読むのに適していないのではとDNDDが危ぶんでいるからです。
断っておきますが、これは「がきんちょが妙なものを読むな」という居丈高な意味では絶対になく、ビビリDNDDが「読んでも時間とワクワク感を損するだけじゃありませんでしょうかねぇやめとけばよろしいのに。世の中もっとイイ小説あるんですから」と、びびっているからに他なりません。辞書と首っ引きになってでも読みたいとおっしゃるのであれば、年齢がおいくつであっても読んで下さって結構です。聡明さや修業状態は年齢のみに依存したステイタスだとは、DNDDは考えておりませんので。
まあ、それゆえに、「この字なんて読むの?」とかコメントで質問されても返答しかねますので、ご自分で理解するよう努めて下さいねー。
表現上どうしても必要なルビは、「語彙(ルビ)」の形式で表記します。小説の表現として( )を用いることもあるかと思いますが、ルビかどうかは雰囲気で察してください。他力本願で申し訳ありませんが、なにとぞご了承願います。
・閲覧になんらかの制限を設けねばならない内容ではないとDNDDは判断していますが、露骨に夢精やら月経やらが描写される予定ですので、今の時点で嫌悪感を催した方は、今後の閲覧をお控え戴くようお願いします。
・話が展開するにつれて、ちょくちょく英語がおん出てくるかと思います。
アテにせんで下さい。 恐らく、アタマで理解している部分の日本語に英語のルビ・読み仮名が振られることが多いかと思います(なので『心の声』や『地の文での回想の声』などは基本日本語オンリーかな)が、めっちゃくちゃグダグダに意訳してるカンジですし。
例えばの話なんですけど。ノート型パソコンってありますよね。日本の日本人じゃ「ノーパソ」って略すと思うんですけど、麻祈だったら「 Laptop 」っていう俗語呼びするだろうなと、作者的には思うわけで。でも、だからって地の分で「愛用して長くなるラップトップだ」って書いたら、日本人読者の方は大半がノーミソ内で「ラップトップって何?」ってなっちゃうでしょうと思うわけです。そうなると、『ノートパソコン』って単語に『 Laptop 』のルビを振ることになるんです。
それ自体はやったらやったなんですけれど、じゃあどこまでそれをやるかってなると、線引きがひじょーにメンドくさい。
『パン一枚』に『 slice bread 』ってルビ振ったらいいのかなあ……麻祈だったら、確かにアタマん中では『 slice bread 』つってるだろうけど(実は日本語で言う『パン』はフランス語の『 pain 』から由来したもので、『パン = 食事における主食になるウマし糧(かて)』というイコールが成立するのは日本人らしい日本人の脳内限定現象です)……だったら『 slice bread 』に『パン』ってルビ振る方がいいのか? いやでもその場合は『スライスブレッド』というカタカナに『パン』ってカタカナでルビがくっつくという不可思議な現象を巻き起こしてしまうぞ。むう。
だったら『ダッシュボード(→麻祈的には『 fascia 』だろな)』は? いや英語と米語の差異以前に、
和製英語の方が頭が痛くね? 『クレーム(→本来は『(当然のことを)強く主張する・要求する』という意味で、苦情の意は必ずしも含まない。日本語の『クレームをつける』は確実に苦情コミ)』は? 『シャーペン= シャープ・ペンシル(→本来は日本の商品名。英語では mechanical pencil 等)』は? 『グラビアモデル(→英語的には『 Three page girl 』。某イギリス新聞が、めくって3枚目のとこにアレなソレ系女子の写真を掲載していたことにちなんでいる)』は? 『 OL = オフィス・レディ(→ それって職種じゃありませんよ。オフィスで働くレディなんて、受付嬢( receptionist ))から電話交換手( telesales operator )までいるんだし……イライラ……)』は?
―――ま、いっか。そんな重箱のスミつっついてくる奴ァいないでしょ。こんなウェブの端っこに自生してるDNDD相手に。
ってなワケで、なんとなく線引きも曖昧に、ユル軽く英語を出したり引っ込めたりしつつ、本文は進んでいくはずです。繰り返しますけれど、
アテにせんで下さいね。
[0回]
PR